■ スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■ ウサギさんの避妊手術

ウサギの避妊手術について

近年、ウサギさんは、ペットとしての地位を確立し、
専門店があちらこちらに出来るほどになりました。
これは犬、猫につぐ第3のペットといっても過言ではありません。

そんな背景もあり、ウサギの避妊手術に対する意識も高まっています。
また、ウサギは、高齢に生ると卵巣子宮疾患にかかりやすい、
大きな特徴をもっていることから、長く健康に飼う、という点では、
避妊手術は必須になりつつあるようです。

しかしながら、うさぎに麻酔をかけ、外科手術を行うことに
対し、多大に抵抗がある方が多く、手術はしたいけど、
麻酔が・・・・、という方も多くいらっしゃいます。

手術や麻酔のリスクに関して、事前によくお話しますが、
リスクは伴いますが、通常、健康な個体であれば、
問題になるようなリスクは、とても低いものです、と説明しています。

ただ、漠然と不安になるのではなく、
一体、ウサギの避妊手術は、どんなことをやるのか、
実際にご紹介します。

ガス麻酔を嗅がせることで、麻酔をかけます。
ガス麻酔は、自分の呼吸で吸い込むため、深くかけすぎる可能性はとても僅かです。
1.jpg

麻酔にかかって寝たところで、麻酔中に必要な心電図などを装着します。
2.jpg

毛を刈ります。
3.jpg

切開する部分を手術用消毒薬できれいにします。
4.jpg

手術開始です。ウサギの避妊手術時間は、通常1時間以内です。
ope.jpg

お腹を閉じて縫い終わったところです。
埋没して縫合するため、ウサギが糸をかじったり、後の抜糸は必要ありません。
もちろん、包帯や、首につけるわっか(エリザベスカラー)の必要もなく、
麻酔から覚めたら、ごく普通の生活が可能です。
7.jpg

取り出した、健康な卵巣子宮です。
Uの字の左右、上の少し丸い部分が卵巣でそれ以下は子宮です。
6.jpg

以下、気持ちが悪い画像があります。苦手な方は、ご覧にならないでください。
腫瘍化した子宮です。とても大きく腫れあがっています。
通常、4~5歳を過ぎると、雌は大きな確率でこの病気にかかるといわれています。
当院でも、毎月数件の手術を行います。

8.jpg


手術するしないは最終的に飼い主さんが決定すべきことです。
「メスを入れるのは、かわいそうだからやらない」
「病気になったときに考える」なのであれば、
それはそれでもっともな理由と思います。
また、
「病気になってから、手術するのはもっとかわいそう」
「病気になるリスクは事前に食い止めたい」
というのであれば、
なるべく早めに手術するのが望ましいでしょう。

しかし、「何歳までにやらないともう遅い、やっても意味がいない」ということは、
は決してありませんので、やる気になったら、信頼できる獣医師に託す、
というのが一番よい選択と思います。
スポンサーサイト

| TOP |


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。